2021/07/24_自覚できない疲れ

 昨日は最近より二時間近く遅く眠った。そわそわしていた。

 今日は朝ちょっとは卒論に手を付けようと思ってまとめておいたデータを開いて、ああ別にこれ並べるだけなら後で良いや、と思ってしまった。ココ最近ずっと卒論を後回しにしている。文字数だけで言えばあと1000文字くらいで規定に達してしまうから油断している。本当は執筆済みの箇所を修正して削ったり、まだ書いていないところをはっきりさせる仕事が残っているのに。

 結論を出すためにどれだけの概念を定式化しなければいけないのかはっきりせず、めんどくさいと思ってしまう。なんかどうでもいいことのような、そこまでしてやるほどのことではないような気がしてしまう。

 

 「小林さんちのメイドラゴン」の2期を見ている。3話で、小林がやりたかったのはコスプレで、似合わないからこじれたメイドオタクになったのだと自己分析するところがある。

 

 自分もどこかでズレて学問しなきゃならないと思っていたのだろうか。

 けどそうだとして本当は何がしたかったのか。それに小林は立派なメイドオタクになったのだ。こじれたとは言えそこで何者かになった。何事かやり遂げた。自分は。

 

 なにか書こうとするとどうも暗い話ばかり思いつくようになった。

 昨日は小説を書いていた。とにかく何かが作りたくて、それでいいと思った。でも後からこんなデタラメは書くべきではなかったかも知れないし、少なくとも私以外の誰の役に立つのだろうかと思った。この時私は私の役に立つということを全く忘れていて、なんなら無視しようと努めている。

 

 あんまり暗いので、多分先月かそれより前、親に「お前を大事にするのはお前だけなのに、自分で自分大事にしなくてどうするんだ」と言われた記憶がある。夢だったかも。はっきりしないが、とにかく。情けない話だ。けれどどうすればいいというのだろう。私は私なぞ大切ではない。ただ苦しみから逃げたいだけだ。聞こえぬ他人の声から身を守りたい。縁を切りたい。どうにか静かになってほしい。そのために自分が死ぬか、何かの奇跡が起きて全部うまく言って彼らに有無を言わせなくなるか、聞こえないふりをしてやり過ごすかできればいい。今は聞こえないふりをしている。立ち上がれない。ずっと眠っても居られない。

 

 うちの家族はよく寝る。少なくとも親は早く寝る。

 今日妹より遅く寝て早く起きたら、妹が「おかしい」と言ってきた。そんなことはないとおもう。母親は「お兄ちゃんは生き急いでいるのよ」と言った。どういうことだ。

 そんな自覚はなかった。けれどたしかに早く死にたい。